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ティラノサウルスと闘うトリケラトプス 2

 

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to "Tyrannosaurus vs. Triceratops: A moment of tension"
作品番号: 10-0503-2
制作年月日: 2010.05.03
ファイルサイズ: 23 X 51 cm / 350 dpi
画材: デジタルペイント
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2014.12.30

 非常に横に長い絵本のために描いた構成画である。
 この作品以降、つまり2010年以降に描いたティラノサウルスの情景画は、いずれも同じ3Dモデルを使っている。これはその中でも気に入っている一つだ。
   
 ティラノサウルスとトリケラトプスの対峙を描いているわけだが、動きを感じさせる構図にするべく、ここではティラノサウルスに「たたら」を踏ませている。
 突進してくるトリケラトプスを前に、一瞬ひるんだティラノサウルスは、体勢を崩しながらも迎え撃とうとしている。中央の空いた空間を埋める意味もあって、奥にもトリケラトプスを一頭配している。

 この絵は201411月から、ワシントンのスミソニアン自然史博物館の「The Last American Dinosaurs: Discovering a Lost World」のコーナーに展示されている(2018年まで)。トリケラトプスとティラノサウルスの骨格標本に挟まれて、幅2mのパネルになっているので、訪館の機会のある方には見ていただきたい。
 恐竜の実像についての「科学的解釈」が約90年前と現在とでどのように違うのか、名匠チャールズ・ナイト(Charles R. Knight )の絵とこの作品を比較して理解できるようになっている。

                                寺越 慶司
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