ティラノサウルスのいる白亜紀の情景
1
ポイント!
作品番号
: 07-06280
制作年月日
: 2007.06.28
ファイルサイズ
: 35 X 49 cm / 350 dpi
画材
:
デジタルペイント
Home
へ
分野一覧 へ
サムネイル (情景画) へ
[ ティラノサウルスの穏やかなひととき ]
ティラノサウルス時代の北米大陸の情景を構成してみようと試みた一作である。
腹の膨れた肉食獣は決して他の動物を襲わない。ティラノサウルスにも食後の穏やかな一瞬というものがあったはずである。そう考えて、口を閉じたティラノサウルスを入れてみた。いつも吠えるポーズばかり要求されていると、時にはこういうティラノサウルスも描いてみたくなる。
和んだ表情のティラノサウルスを構図の核として同時代の恐竜をいろいろと配していったら、賑やかで平和な光景が出来上がってしまった。手前のエウオプロケファルスだけが緊張している。
白亜紀末期の風景が現在と似ていることを強調するため、背景には意識して広葉樹を配している。右手前の古代のマグノリアはタイサンボクに近い質感の花木として化石通りに描いた。奥は別タイプのマグノリアで、アジア産のコブシをモデルにした創作である。
【「寺越慶司の恐竜」(
2007
年) より.
HP
向けに一部補筆 】
姉妹サイト「ギャラリー パレオアート」へはこちらから