画集「寺越慶司の恐竜」掲載作品 クリックすると紹介ページへ
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ジュラ紀の情景 1

 

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to "A Jurassic Scene 1: Allosaurus glaring defiance at stegosaurus"
作品番号: 07-04270
制作年月日: 2007.04.27
ファイルサイズ: 35 X 49 cm / 350 dpi
画材: デジタルペイント
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[ 水場に集うジュラ紀の恐竜たち ]

 木生シダの上で翼を拡げるアルカエオプテリクス (始祖鳥) 。その頭上をランフォリンクスの一団が飛んでいく。木陰のアロサウルスからガンを飛ばされたステゴサウルスが身構える。セイスモサウルスがアロサウルスを見おろす。アラウカリアの向こうをブラキオサウルスが歩いていく。全長6m のカンプトサウルスも巨大竜脚類の間では小さく見える。

 上の作品は、北米モリソン層の時代 (ジュラ紀末期) の一日をささやかな水場の構図で描いたものだ。ただし、ケントロサウルスだけは古アフリカからの参加である。古くはアフリカからしか見つかっていなかったブラキオサウルスが、最近では (種は違うが) 北米からも発見されている。そこからの類推で、この剣竜を同時代のアフリカから引っ張ってきた。
 ジュラ紀の恐竜を集めてくれと言われれば、何とかして集めるのがイラストである。
 「野生の王国」というイメージの強い現代のアフリカのサバンナでも、どこにでも動物が群れているわけではないと聞くが、いろんな種類の恐竜が一堂に集う光景にお目にかかることも、実際にはなかなか難しかっただろう。
 そういう光景を描くとき、生きものが集まる水場の構図は持ってこいである。この絵の水場はささやか過ぎるかもしれないが………。

【「寺越慶司の恐竜」(2007年)より. HP向けに一部補筆 】
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