画集「寺越慶司の恐竜」掲載作品 クリックすると紹介ページへ
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ティラノサウルスに反撃するエウオプロケファルス

 

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to "Tyrannosaurus: Counterattacked by Euoplocephalus"
作品番号: 04-09012
制作年月日: 2004.09.01
ファイルサイズ: 25 X 55 cm / 350 dpi
画材: デジタルペイント
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[ 鎧竜の反撃 ]

 草食恐竜が肉食恐竜に反撃する方法には、「突く」のほかに「叩く」がある。一部の竜脚類はムチで叩き、鎧竜はハンマーで叩く。どちらの武器も尾の先についている。大型の獣脚類を相手にするには、ムチよりハンマーの方が効果があるだろう。
 上の作は、エウオプロケファルスに足を打たれて「たたら」を踏むティラノサウルスである。絵本の挿画で、エウオプロケファルスは若い体型になっている。
 鎧竜の体の大きさからすると、この反撃は大して効果がなさそうに見えるかもしれないが、これが意外に、そうでもないのだ。
 襲われる立場の鎧竜にしてみれば、敵を傷つける必要は必ずしもなく、追い散らすだけでよい。仮にそれができなくても、痛みで相手の動きを止め、回復する前にその場から逃げ出せば危機を脱出できる。だから、体重の重い二足歩行恐竜に対しては、脛、足首、膝などの急所をハンマーで痛撃すれば、別に骨を砕かなくても充分な防衛効果があるのだ。
 足を打つ効果は、我々が脛を軽くぶつけただけでどんな始末になるかを想えば、理解できる。

【「寺越慶司の恐竜」(2007年) より. HP向けに一部補筆 】
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